パノラマ写真を作ってみました
この前の週末、用事があって出たついでに、ダウンタウンのバラード駅にある桜の名所を見てきたました。満開を少し過ぎたところでしたが、桜もコブシもまだかなり咲き誇っていて、浮かれてパチパチ (とは今は言わないけど) 写真を撮ったんですよ。でも帰宅したら仕事がいきなり3つも来ていて (でも小さな案件ばっかりでしたけど)、写真を整理するどころじゃなかったんです。なので、一応その桜の写真を載せておきますが、これは今日、昨日のものじゃないってことでご了承くださいまし (今はかなり新芽が出ていて華やかさに欠けています)。
なお、この時はパノラマ写真のことは全然考えてなかったので、ふつーの写真です (数は多いですが)。
で、用事が済んでコールハーバーの方に足を伸ばしてみようと思い、今月完成した新しいバンクーバー・コンベンションセンターにもちょっと寄ってみました。
まだ部分的に工事をしているところもありますが、帆船の形をした有名なカナダプレースに隣接し、来年のオリンピックも含め、バンクーバーの新しい顔になる施設です。
これをプロが撮ると、こんな風になります。まるで違う建物のようです。。。(ま、かなり力を入れて造った建物ですからね、サイトの写真もそれだけ念を入れて凝ったものにしたんでしょうけど、、、と、負け惜しみを言ってみる / 笑)
コンベンションセンターのサイトにあるギャラリー
思った以上に大きな建物で、ぐるりと回りを歩くだけでも結構時間がかかります。せっかくなので低い部分の屋上にも上がって、ノースバンクーバーを望む180度の景色を撮ってみました。そして、お決まりのパノラマにも挑戦しました。 (← 本題のパノラマ、ようやくかよ!)
この5枚をパノラマにすると、こんな風に ↓ なります。
ちなみにパノラマっぽく、広角で取った写真を単にトリミングした場合は、こんな感じです。
パノラマは、手すりの上に乗っけたカメラの向きを適当に変えながら一連の (ノースバンクーバーを望む) 風景を撮り、それを Microsoft Research が提供している Image Composite Editor (ICE) というソフトで仕上げたものです。この ICE、使い方はとても簡単で、インストールした後、パノラマにしたい一連の写真をまとめてドラッグ&ドロップすれば、あとは勝手につないでくれます。切り抜きも自動で最適な形にしてくれる上、自然な感じに見えるように投影法を変えることもできます (つないだ写真を湾曲させて、立体的な感じを出しています)。
とにかく至れり尽くせりな上に無料で使えるので、お勧めです。英語版しかないですが、シンプルなのですぐ機能も理解できると思います。
先ほどの写真は明るさの補正などもしてあるのですが、ドラッグ&ドロップして切り抜いただけで、投影法を変えずそのままにした場合の写真はこんな感じになります。
a quickr pickr post
補正済みのものに比べると大分感じが違いますね。特に、拡大せずに両方の写真を (ブラウザの別々のタブに表示して) 切り替えて見比べると、湾曲の仕方が全然違うことが分かると思います。この機能はとても便利ですね。立体図形に貼り付けるようなこともできるそうで、使い方次第ではかなり面白いと思います。
提供が開始されたのはもう随分前のことで、1年以上前から知っていたのですが、もっと早く使えばよかったなーと思いました。
本題が最後の方でちょこっとになってしまいましたが、あまり時間がなかったのでご勘弁を。