MS が表記を変えると大変だ

いやー、昨日から腰が痛いわけですが、今日になってもっとひどくなりました。完全にぎっくり腰の痛み。ベッドから起き上がるだけで10分近くもかかり、ほとんどどんな姿勢でも痛い。堪らず痛み止めを飲みましたが、多少やわらぐ程度で、とても屈むような仕草はできません。そんな今日もレギュラーの仕事があったんですが、痛いのを我慢しながら何とかやり遂げましたよ。ほんと辛かった。  (半分マジで泣いてたし)

今もかなり痛いのですが、どうせ寝てても痛いし、だったら座ってなるべく動かないようにしていようって感じでパソコンに向かってます (← 単なるヤケか?)

それでネットのニュースなどを見ていたら、朝日コムにこんな記事が載っているじゃありませんか。

「コンピュータ」は「コンピューター」 MSが表記変更

つまり、これまで IT 業界では長音記号を省略することが多かったのですが、そのしきたりを破って、長音記号を復活させようじゃないかって話です。



なーんだ、いいことじゃないかって思う人も多いとか思うのですが、これは IT 業界を専門にする翻訳者にとっては大変なことです。だって、マイクロソフトの表記っていうのは、実質的に翻訳業界標準の仕様なんですよ。独自の表記方法を採用している大手企業もありますが、一般的には MS 仕様が圧倒的な採用率を誇ってます。となると、今後の仕事でも、これまでの表記方法が変わってくるってことになります。

まあ、単に省略していた長音記号が復活するだけならいいんですが、話はそんな簡単じゃないと思うんですよ。何しろ表記っていうのは細かく規定されていて、ちょくちょく変更されたりするものですから。

たぶんこの際、大掛かりな変更があるんじゃないかって思うんですよね。こういう嫌な予感って、大抵当たるもんだし。

あーあ、こういう仕様変更に対応することへの対価はゼロだし (場合によっては自腹で資料を整えることもあるし)、勘弁してもらいたいもんです。ノートパソコンやルーターは壊れるは、腰は痛くなるは、仕様変更でこれから大変になるは、まったく弱り目に祟り目ってこのことでしょう。今年は歯が痛くて2度も帰国することになったし、この先まだまだいろいろありそうで恐いなぁ。