リカバリー失敗!

帰国中にブルースクリーンが出たノートパソコン Toshiba Satellite A60 (カナダ仕様) ですが、いろんな道具が揃っているこちらに戻ってくれば何とかなると思ってたんですけど、やっぱりダメでした。リカバリー DVD でも立ち上がらない。というか、電源を入れたとたんに、ディスクを読み込むそぶりさえなく、キーボードを押しつづけたときにでるような「ピー」音が出ます。こりゃダメだ。
以前より症状が悪化している!

ハードディスクは取り出して別のマシンでチェックしましたが、問題なし。ということは、恐らく内蔵メモリの不具合でしょう(不具合が最初に起こった頃のエラーメッセージでハードディスクかメモリだとうとの見当はついてました)。

しかしこのマシン、内蔵メモリは基盤に直接搭載されているため、マザーボードごと交換しないとならないんです。それじゃ、お金も時間もかかりすぎる。。。

で、他に打つ手はないかと探しまわったところ、Laptop Repair Help というページ (英語) で情報を見つけました。今回拝見したのは、その中でも該当機種のページです。

それによると、オンボードのメモリが壊れることは、この機種では結構あるらしい。それで、交換するほどのお金をかけるのは (もう古い機種だし) 嫌だから、そのまま放置プレイしている人が多いみたいです。でも中にはダメ元でいじってやれという猛者もいて、ハンダ付けしてあるオンボード・メモリをナイフで切り取り、メモリのチップを外してからハンダ付けで戻し、市販のメモリを追加メモリスロットに差して生還させたという人も何人かいました。

つまりこの機種の場合、

1)8-chips onboard RAM を取り外す
2)512MB 〜 1GB 200-pin SO-DIMM DDR266 (PC2100)、もしくは266MHzに落ちることを承知で333MHz (PC2700) を追加メモリ用スロットに差し込む

ことで、直るかもしれないということです。

ちなみに分解方法については、こういう親切なサイトを参照する予定です (東芝ラップトプ・マシンしか対象にしてないですが):
Toshiba laptop disassembly Step by step instructions with pictures



しかしここで、

1)我が家にはハンダ器具がない
2)メモリ以外の部品が故障していた場合、メモリが無駄になる

という (割と小さな) 問題があります。特にハンダは、他に使うこともまずないし、建物の構造上臭いやら煙やらが篭もってしまうのでベランダに出てやるしかないため、精密機械を扱うには環境がよろしくないのです。メモリの方は、まだ調べてませんが、たぶん50ドルくらいかな。512MB なら30ドルくらいで買えるかも知れないな。

でもこれで直ってくれるなら、投資する価値は十分にあります。30〜50ドルなら、ダメでも諦めがつくし。安くなってきたとはいえ、今は仕事で使えるノートパソコンを新しく購入するほどの余裕は今ありませんし。いくら仕事が忙しくても、この5ヶ月のうちに2度も帰国して出費がかさんでるので、
お金、もうありませんよ。。。(泣)



さて、あとは仕事の合間を見つけてメモリを買いに行かなくてはなりません。ダウンタウンの大手小売店で買うと結構するので (というか、もう古くて製造してないため入手困難!)、割と小さいショップを探さないとなぁ。早くしないと、在庫自体なくなってしまうかも知れないしなぁ。でもオンラインで買うのは嫌だしなぁ (以前ひどい目にあったことがあるので)。困った困った。

この週末は、実は今やっている英訳の仕事とは別に、違う会社からちょっと大きな仕事を打診されていたんですが、クライアントの都合で数日ずれ込むことになりました。もちろん、その間も英訳の仕事はやらないといけないんですが、今日明日はメモリを買いに行く絶好の機会かも。うん、これは買いに行くしかないでしょう。

でもあまり時間をかけてられないので、ネットや電話で予め在庫をチェックしておかないと。その時間さえもったいないんだけど、それくらいはしょうがないですね。それじゃ、今日チェックして、明日の日曜日に行ってくるか (ただ、日曜休みの店も結構あるんだな、これが)。   でもね、どうせメモリを買ってきても、PC 自体をいじくる時間は当分ないんですけど。。。(泣)



予備のマシンがないって (LinuxMac はあるけど)、ものすごく不安ですねー。何とかしなきゃ。うん、何とかしなきゃ。