AOL Active Security Monitor

先日愚痴を書いた翻訳会社の仕事が終わり、現在別のプロジェクトの作業に入っています。はっきり言って、めちゃくちゃ大変です。とにかく決まりごとが多くて細かい。今までやった仕事の中でも、もっともルールが厳しいものの1つですね。それで、そのルールを覚えるために大量の資料に目を通さなくてはならないんです。

ちなみにどのくらいの量の資料を読むかと言うと、作業全般の指示書 (15ページ)、クライアントの仕様書 (41ページ)、翻訳会社による仕様書の補足 (23ページ)、マニュアル翻訳の注意 (21ページ)、UI 翻訳の注意 (11ページ)、そして旧版のファイルや、参照先のリストなどがわんさかあります。もちろん、ただ読めばいいという訳ではなくて、内容を頭に叩き込まなければなりません。少なくとも、何がどこに書いてあるかを覚えておかなくては。。。おかげで一通り目を通すだけでも、丸一日以上かかってしまいました。嗚呼

まあ、だいたい大手 IT 企業の場合はこうした独自のルールをたくさん決めているのですが、どこも「微妙に」違っているんですよね。それをプロジェクト毎にリセットしなくてはならない。どうして統一してくれないんでしょうかねー。(ぶつぶつ)

ま、それはさておき、資料に目を通す間はパソコンをあまり使わなくてもよかったので、この時とばかりにパソコンの調整をしたんですよ (デフラグとか作業ファイルの整理とか)。だいぶ動きが鈍くなってきたし。で、そのついでに、AOL が無料で提供している、パソコンのセキュリティ信頼度を判定してくれるツールAOL Active Security Monitor」を使ってみたんです。つまり、自分のパソコン環境がどれだけ安全かを数値で示してくれるツールですね。ちなみに実際のセキュリティ機能はありませんけど。

安全度は、完璧であれば100%になります。だいたい70%くらいなら、ひとまず安心というったところみたいです。ちなみに仕事で頻繁に使用する2台のパソコン (それぞれデュアル・ブート + 仮想システム環境) で計測したところ、76〜83%の評価が出ました。判定によると、どうやら PC ユーティリティの安全度が低いようです。

ま、ファイヤー・ウォールは3重になっているし、やばいところへのアクセスは仮想環境のシステム (VMWare とか) でやっているので、とりあえずは大丈夫でしょう。銀行などへのアクセスは Mac だし、サーバー系は Linux だし。結構慎重派なんですよ。

で、この AOL Active Security Monitor、セキュリティ機能がないから意味ないと言う人もいるようですが、何をどうしていいのか分からない人はもちろん、「セキュリティ対策はばっちりさ」とふんぞりかえっている人にも、思わぬ落とし穴を見つける上で役に立つツールだと思います。せっかく無料で使えるんだし、Windows 環境でネットにアクセスしているのなら、一度試してみてはいかがですか? (英語版しかないと思いますが。。。)