Vista、また遅れるの?

Microsoft が台湾の PC メーカー各社に対して、10月第4週に予定していたメーカー向け出荷用バージョンの提供が11月第2週に遅れると通告しているらしいです。台湾のニュースサイトが報じています。また遅れるんですね。

今回の遅れの原因は、出荷直前のバージョンに致命的なバグが見つかったことらしいです。XP からのアップグレード中にマシンが固まるんだとか。うわっ。

それでも Microsoft の台湾支社では、企業向け (11月) も一般消費者向け (来年1月) も予定通りに行われると言っているそうですが、どうなんでしょうね。もうすでに何年も遅れているんだし、信じろってのが無理なんじゃないでしょうか? アンチ MS 派としては、別にどうでもいいんですが。

あと、一部ですでに知られているようですが、Vista の誇る新機能は全部 Mac OS X でとっくにできることなんですね。ビル・ゲイツさんが誇らしげに新機能を説明している公演の声をバックに、そのすべてを Mac OS X でデモしている YouTubeビデオが人気らしいです。これは笑えました。

んー、遅れに遅れてようやく (無理して) 出荷に漕ぎ付けたと思ったバージョンが致命的なバグを持っているっていうのは、安全なソフトを謳う製品の品質に疑いを持たざるを得ないと思うんですが、みなさんリリースと同時に店頭に並ぶんでしょうか? みんな勇気あるなー。パソコン壊れてもいい覚悟なんでしょうね。

ま、そういう勇気のある人のおかげで、しばらくしてとりあえず使えるようになったことが分かったら、どうせ仕事で必要になるんだろうから購入することにします (いわゆる人柱にさせてもらいます)。でも高いなぁ。単体で買うのは馬鹿らしいので、やっぱりハードとの組み合わせになるでしょうね。

でもこの前書いたように、Vista は1台のマシンだけに、しかも1回しかインストールできないので、ハードが壊れたらお終いです。だったら、仮想マシンにでもインストールして、本体が壊れたら別のマシンで使えるようにした方がいいかなぁ。でもそういう使い方さえ、きっとさせないようにするんでしょうね。