スカイプの功罪 - MorphVox で寝起きの声を誤魔化す -

今朝は朝6時に起きました! ま、普通の人にとっては驚くほどの時間ではないのでしょうが、普段2時とか3時に寝ている人間にとっては大変なことです。そのため夕べは早く寝なければと思っていたのですが、日本側と仕事のメールをやり取りしているうちに結局寝たのは1時半過ぎ。当然今朝はかなり辛かった。

それじゃ、何でそんな時間に起きなければならなかったかと言うと、日本にいる家族とスカイプを使って話をする必要があったんです。日本側は夜の10時過ぎ。せめてあと1時間遅ければ楽だったのにと、ぼーっとする頭で思いながら何とか会話してました。しかも、もともと寝起きは良くないので、声もかすんだり裏返ったりしそうでした。

このスカイプ、今更説明する必要もないでしょうが、電話よりも音質が圧倒的にいいし、(ヘッドセットや、マイクとヘッドフォンを使うことで)手ぶらでかけられるし、しかも無料なのでとても重宝してます。昔カナダに移住したての頃、1分間64セントの料金がかかる国際電話をしてたことに比べれば、何て便利な世の中になったんだろうとつくづく感じますね。ありがたや、ありがたや。

でも、スカイプには困ったこともあります。無料だから、時間を気にせずにずるずると話してしまう。いくら話してもお金かかりませんからね。他の電話がかかってくることも気にしなくていいし。そして、音質がいいために裏返った声とかがありのまま相手に聞こえてしまう。

この音質については、個人的には全然問題ないんですが、逆によく聞こえすぎて嫌だという人もいるようです。スカイプには興味があるけど、自分の声を聞かれるのが恥ずかしいということらしい。携帯電話なんかでも結構よく聞こえるんじゃなかと思うんですがね(実は携帯電話を使ったことがない化石のような人間なので、その点よく分からないのですが)

そこで、という訳じゃないですが、ボイスチェンジャーという機能を使うと、自分の声を変えてしまうことができます。大人が子供に、子供が大人に、男性が女性に、女性が男性になったりできるんだそうです。寝起きの声もよくできるのかな?

以前から高級なソフトにはそういうことができるものもありましたが、気軽に使えるものはほとんどなく、まして(スカイプのようにマイクを通して)入力された音声を変換して相手側に聞かせるという機能はなかったようです。そんな中、MorphVox というソフトに、機能限定の無料バージョンが登場しました(って、もう結構前のようですが)。本来は単なるボイスチェンジャーなんですが、スカイプと連携できるということで、ちょっと注目されているソフトのようです。

自分の声が変えられるというのは面白いですね。朝の寝ぼけた声を隠すためとか、仕事で相手に好印象を持ってもらえるようにするとか、いろんな使い方がありそうです。特に子供には楽しい機能じゃないでしょうか。違う自分を発見したりして、、、ないか。でもそこは無料バージョン、変換された声は不自然な感じがするそうです。元々ゲーム用のソフトみたいですし。

はい、「そうです」と書いていることからお分かりだと思いますが、実際に試した訳じゃありません。やってみたいと思いつつ、忙しいかったのと、すっかり忘れていたということで、手付かずのままです。もしこのブログを読んでくれた奇特な方が、
「それじゃ試してみよう」
とさらに奇特なお考えになりましたら、どーぞお試しください。そしてできれば感想なんてものを聞かせていただければうれしい限りです。ま、ブログを読む人がほとんどいないので、非常に現実性の低い話ですが。

ということで、たまにはこういうお遊びも楽しみたいなと思いつつ、仕事をさぼってブログを書いているのでありました。やばいやばい。