新規開店!

違います、パチンコの話じゃありません
(だいたいバンクーバーにはパチンコないですから)。これ、今日ダウンタウンに開店した「Rexall」って名前のドラッグ・ストアーの話です。(ドラッグ・ストアーとは、その名のとおり薬局が入っている大型雑貨店のことで、場所によっては多少の生鮮品も扱っています。)

この名前、今まで聞いたことありませんでした。ダウンタウンには、London Drugs やShoppers Drug Mart など、いくつか大手チェーン・ストアがすでにありますが、この Rexall は中心街を縦断する Georgia Street にポンとできました。(ちなみに London Drugs のロンドンはイギリスのロンドンではなく、オンタリオ州にある町の名前です。)

いろんな店が増えるのは消費者としてはありがたいことですが、何で急に出店したのでしょうか?場所的には、Burrard Street ととの交差点の近くで、斜め前の区画には60階建てのオフィス兼住宅用ビルの建設が進んでいます。ダウンタウンの中でも、商業地区の部分ですね。主に生活用品が主力なのに、最初の店舗を商業地区に開店するとは。場所がなかったこともあるでしょうが、あまりよく考えてない気がします。

で、開店記念セールということもあり、ちょっと覗いてみました。

店はかなり広いのですが、地下にあるため目立ちません。お客さんもまばらで、店員も愛想がなく、店自体がちょっと暗い感じ。いきなりこんなので大丈夫でしょうか?

さらに気になったのは、レジの応対。ひどいとまでは思いませんが、とても機械的で、とどめは袋の渡し方。ちょっと大きめのものを買ったのですが、普通は取っ手になる部分をお客さんに向けて出しますよね。それが、横倒しにして、お客と反対側に向けたまま知らん振り。1つのレジに二人も店員がいるのに、ぺちゃくちゃおしゃべりに夢中で客への気遣いがありません。いくらカナダでも、客商売でこれじゃ受け入れられないんじゃないでしょうか。競争相手も多いし。もしかしたらアジア人だから、そういうことをされたのかも知れませんけどね(そういう差別は結構あります)。

ま、こちらでは
新しい店にはあまり期待しない方がいい
という教訓でした。こういうことは、雑貨店などに限らず、レストランや喫茶店でもよくあります。ここは、安く買い物ができたのだから、それで良しとしましょう(でも取り立てて安い訳じゃないですが)。今日も「カナダに住んでいるんだなー」と実感した1日でした。