オリンピックのリハーサル

昨日の日曜日、先日写真で紹介した Robson Square (スケートリンクのある場所) では、夜になってオリンピックのリハーサルをやってました。大音響の音楽に乗せて何基ものサーチライトの光が夜空を駆け巡り、特設の聖火台のような煙突 (?) からは巨大な炎が「ボンッ」という音と共に、まさに噴火のように何度も吹き上がってました。20メートルくらい離れていても、炎が出る瞬間に相当の熱を感じます。見た瞬間の第一印象は、
うわっー、環境に悪そう!
です (笑)。そしてめちゃくちゃ熱い。なんたって、これだけでかい炎ですからね。この煙突、1つや2つではなく、かなりの数が設置されてました。環境に優しいオリンピックを目指していたはずなんだけどなぁ。

また、一晩中夜空を照らすサーチライトを見ては、一緒にいた友人達が声を揃えて、「これも税金から出てるのかよ!」って嘆いてました (そうなのかどうか分からないけど)。そのうちの一人はサーチライトが家のすぐ近くに設置されているので、まぶしくて夜寝れないと文句を言ってました。ただ照らしているのならまだしも、動いているから余計にうざいそうです。これが今月いっぱい続きます (汗)


rehearsal-on fire
リハーサルで炎を吹き上げる聖火台を模した煙突(?)。熱いのなんのって!

rehearsal-off fire
炎を吹き上げていない状態


ボランティアの人はブルーの特製ジャケットを着ています。これ、当初は貸すだけで、ボランティアが終わったら返させて、別のボランティアに貸すというセコイ計画だったんですよ。そんなところで経費を節約しようって魂胆で。さすがにこれは世論からもメディアからもこっぴどく叩かれて、ボランティアやった人全員にくれることになりましたけどね。運営側はがっぽり儲けるくせに、まったくひどいもんです。


Volunteer
特製五輪ジャケットを着たボランティアの係員


スケートリンクのある地階は立ち入り禁止になっていましたが、床にはまるでミラーボールのような七色のライトがぐるぐる回ってました。


Colored Robson Square
床を七色に照らされた Robson Square


Robson Street には (たぶん他の主要道路も)、いつの間にやら案内板が出来ていたり、ショーウィンドウの飾りも派手な五輪グッズになっていたりと、さすがに開幕まで一週間を切ったからか、ムードが出てきました。っていうか、遅くないか?


Direction board
Robson通りの案内板

Snowman in Showroom
ブティックのショーウィンドウに現れた雪男

a quickr pickr post


あと4日でオリンピック。実感としてはぜーんぜんそんな気がしないんですが、本当にやるんでしょうか?