Don't be serious, be sincere!

インドの超難関大学 Indian Institute of Technology (IIT) Delhi に合格したものの、詰め込み式教育の中で落ちこぼれてしまったエンジニア専攻の学生3人が繰り広げる青春ストーリを綴ったベストセラー小説『Five Point Someone - What not to do at IIT』(インドでの話ですけど) が、『3 Idiots』というタイトルのボリウッド映画として公開されるそうです。ちょ、ちょっと、IIT に入った3人を「Idiots」とか言っちゃうんですか (汗)。

それはいいんですが (← いいんかい?)、この小説の著者である Chetan Bhagat 氏 (本当の IIT 卒業生!) の言葉に、「Don't be serious, be sincere!」というのがあります。

これ、日本でも昔、ある大臣が言った言葉「仕事は真剣になっても深刻になるな」と同じ意味でしょうね。「真剣であれ、決して深刻になるな」なんて言ったテニスプレーヤーもいるとかで、最初に誰が言ったのかはよく分かりません。

ま、誰が言ったのかはこの際、どうでもいいんです (← またどうでもいいんかい!)。ただ、この言葉が、今はとても心に響いています。

深刻になったところで、大抵問題は解決しないんです。真剣に取り組むことと、深刻に悩んでしまうことは同じではない。でもいろんな問題に突き当たると、ほとんどの人は深刻に考えてしまうものです。だからこそ、この言葉が持つ意味は重いし、その意味を考えたおかげで救われることがある。

先日初めてこの言葉を聞いたのですが、正直言えば、もう少し、もう少しだけ早く聞きたかった。「後悔先に立たず」ではないですが、もう少しだけ早くこの言葉に出会っていたら、今とは違った結果になっていたのかなぁと。

あ、でもそのこと自体、深刻に考え過ぎるのはよくないので、真摯に受け止めつつ、考え込まない、悩まないようにしなければいけないと自分に言い聞かせています。

え? 何のことかって?

ま、それは何でもいいじゃないですか (← 短いブログでトリプル「どうでもいい」かよ!)。大事なことは、「Don't be serious, be sincere!」なんですから。

ちょっとそんなことを書きたくなった今日この頃です。これからこの言葉を座右の銘にしようっと。