水俣病救済法案、参院委で可決で可決されたのは69年以降の世代を無視?

水俣病救済法案が7日、参院環境委員会で可決されたそうですね。これである意味、一歩前進したことは確かですが、68年までチッソ水俣工場が有害な工場排水を垂れ流ししていて、止めた翌年の69年以降に生まれた人には補償しないというのは、いかにもお役所仕事。環境破壊が起きたら、それが元の状態に戻るまでに長い年月がかかるというのは子供でも分かることなのに、「工場排水を止めたから、それ以降の人は知らないよ」というのは、まったくもって国の責任を放棄している以外の何ものでもないですよね。

国 (の政を担っている役人や政治家) は、勝手に線を引いて、人の健康や命をもてあそぶ権利を持っているとでも思ってるんでしょうか。環境省のデータの出し方もいい加減なら、そのデータだけを根拠に一方的な解決策を押し付け、専門家の話も聞かずに法案を通してしまう国会議員たち。この人たちは、人としての心を、もはや持っているとは言えないでしょう。人間じゃない。

こういう委員会を、誰がどんな意見を言って可決させたのか分かるように、ちゃんとテレビ中継すればいいのに。いかにいい加減な、政治家の都合のいい議論しかしていないかを、国民の目に晒した上で採決すればいいんですよ。議会運営中に居眠りしているような人がいれば、それもちゃんと白日の下に晒す。きっと、国会議員は恐ろしくてそんなこと絶対に許さないんでしょうけどね。

首相を筆頭に政治も政治家もダメで、役所もダメで、経済もダメで、教育もダメで、秋葉原や昨日のパチンコ店放火事件のように、人のモラルもダメ。今の日本て、北朝鮮よりも統率が取れてない状況じゃないでしょうか。



そういえば、今日は七夕なんですね。夏の夜空に、短冊に願いを込めたあの懐かしい日が、ここカナダでは遠い昔のこととしてしか思い出せません。だって、今日なんか雨が降った上に、最低気温は10度を切り、寒くてしかなたかったくらいですから。

そんな天候のせいなのか、世の中のひどさのせいなのか、ここ数日は頭痛がひどくてしんどいです。昭和の時代に比べると、明るい話題が確実に減っていている今日この頃だと思いませんか? これからどうなってしまうことやら。すべてについて、選挙のことしか頭にない議員さんたちの、露骨で利己主義的な言動を見せ付けられると、どうしたらそんなに冷酷になれるのか一度聞いてみたいものです。

あー、頭痛いので今日はこの辺で。頭が全然機能してないから、文章もかなりひどいと思いますがそれでも、69年以降の世代を無視した水俣病救済法案が可決されたことには、どうしても一言いわずにはいられませんでした。ではでは。