携帯国際電話の番号表示のなぞ

かれこれ3〜4年ほど、緊急用のためだけに持っていたプリペイド式の携帯電話 (Virgin Mobile) があるんですが、1年間有効のプリペイドカードは最低でも100ドルするんですよ。これ、カナダの携帯電話会社はどこでも同じ。絶対談合してますよね! でも、それ以下の金額だと有効期限が短くて不経済だから、仕方なく毎年100ドル分買ってた訳です。

で、緊急時以外使わないから基本的に毎年どんどん残高がたまる一方なんですが、有効期限が切れたら無駄になってしまうので、継ぎ足し (Top Up) してかなくちゃならないから、その度に100ドル分も購入するのがもったいなーといつも思ってたんです。

ところが先日、知り合いの方から、コンビニのセブンイレブンが扱っている携帯電話が安いと教えてもらったので、そちらに乗り換えることにしたんですよ。ちょうど今使っている携帯の残高の有効期限が7月5日で切れるという絶妙のタイミングで。しかもセブンイレブンの携帯だと、最低5ドル分買えば、1年間有効になるんです。ま、イザという時に5ドル分しか通話できないのは心もとないので、たぶん20ドルくらいは買うと思いますが、それでも100ドルに比べれば格安です。こいつはありがたい。

なので、現在のこの携帯は残高 (200カナダドル超) 分を一気に使い切っちゃえってことで、日本の友人のところに電話してみました。ちなみに相手も携帯電話です (固定電話ないそうですけど、そういう人も増えてるみたいですね)

でもね、ここで不思議なことが分かったんです。こちらの番号は778で始まるのですが、日本で着信した友人によると、こちらの番号が090で始まる番号として表示されたそうです。しかも、まったく知らない番号。国際電話だとか、不明とかじゃなくて、勝手に番号が付けられちゃってるんですよ。

いったいなぜ? そして、その番号を表示してるのは、誰? (発信側の会社なのか、着信側の会社なのか?)

それで日本の友人は最初、知らない番号からだったので不審に思って取らなかったみたいです。あらかじめ、メールで「電話入れるから」って予告しておいたにも関わらず、
2回くらい放置されました (笑)。
留守電にメッセージ入れただけで、4ドル20セントも取られちゃいましたよ。まったく。

ある程度の知識があれば番号通知って簡単に改変できるらしいですが、いったいどこまで表示されている番号を信用できるんでしょうかね。



それにしても、さすがに携帯から携帯への国際電話となると、あっという間に残高がなくなりますね。怖かったので、電話中はパソコンでオンラインのアカウントにログインし、リアルタイムで残高をチェックしながら話していたんですが、約1時間半で見事に使い切りました。現在の残高はわずか10セントです (少なっ!)

200ドルを90分ということは、単純計算すると1分で2ドル22セントほど。または、1秒あたり4セント弱。現在の為替レートは1ドル約90円なので、1秒につき3.6円程度って感じですね。

実際には、途中から夜11時を過ぎて割引料金になっているので、割引前の料金だと20秒で1ドル (1秒あたり5セント) でした。いやはや、従量制の携帯電話は本当にお金がかかるなと思いました。

通常、日本に電話を掛ける時は固定電話しか使わないので、この場合は1分で5セントしかかかりません。60倍もする携帯はいくらなんても料金取りすぎですよね。日本の人は、よくそれだけの金額を払えるなと思います。   (やっぱり日本人はお金持ちだ)


さて幸いなことに、現在の携帯電話はメールの受信は無料なので、7月5日まではメールの受信専用として使うことができます。発信は1通につき5セントかかるので、目一杯使う気なら2回メールの送信もできますが、アカウントが無効になってメールの受信もできなくなるのは困るので、とりあえず受信専門です。

というか、早く次の携帯を買わなくちゃいけないんですけど、新しい仕事を始めてからまだ最初の給料をもらってないので、あと数日先になりそうです。今は給料日前のひもじい思いをして暮らしてます (笑)。

でも、しばらく振りに初給料日のうきうき感が楽しめるのも、いいものですね。何か、とっても懐かしい気がする。ま、手渡しじゃなくて銀行振り込みなんですけど、お金が入ったらあれを買いたいとか、これをしたいとかちょっと楽しくなります。でも、よーく考えると、支払いしなきゃいけないものが多くて、自由になるお金なんてなさそうですけど (泣)。

それにしても、携帯電話って、もう少し安くならないもんでしょうかねー。