濃霧

ここ数日、かなり濃い霧がバンクーバーを覆っています。特に夕べから今日にかけてダウンタウンを包んだ霧はすごいものでした。完全に雲の中にいる状態です。


向かいのコンド
道路1つ隔てただけの向かいのコンドも、こんな風にしか見えませんでした。

ニュース
お昼のニュースで流していたダウンタウンの霧の様子。

a quickr pickr post


アメリカで山脈越えをした時、雷雲の中に入ってしまったことがあります。この時は数センチ先さえ見えない状態で、路肩もどこから断崖になっているか分からないほどでしたが、このまま路上に止まっている訳にもいかず、一か八かで道を逸れて車を止めたことがありました。雲の中で真っ白になっているだけでなく、強い雨が上から横から下から叩きつけてくるため、窓やドアを開けて地面を確認することさえできません。本当に命がけでした。

幸い崖から転落することなく空き地のようなところに止められましたが、その数分後、わずか数メートル先の地面に落雷。物凄い閃光と耳をつんざく轟音、そして車を揺らす地響きで、まさに生きた心地がしませんでした。あの時の心臓が止まるかと思うほどの雷と、何も見えないことの恐ろしさは、一生忘れることはできないですね。

まあ、その時に比べたらかなりマシなんですが (というか比較になりませんね ^^; )、こういう日は大人しく家にいた方がいいと思い、出かける予定を明日に延ばしました。前に、晴れた日の真昼間に、家のすぐ近くの交差点でひき殺されそうになったこともあるし、こんな霧の日にゃ、どんな目に遭うか分からないですからね (特に最近ついてないし)。ただ、明日も霧の予報なんですが。。。(困)



この冬は、クリスマス前から氷点下の日が長く続き、40年振りの大雪に見舞われ、そしてここ数日の濃霧。いつもならこういった霧もお昼くらいから晴れてくれるのに、夜の帳が下りるまでずっと白いままです。これも気候変動の影響であることは間違いないでしょうが、この先今度は何が起きるんでしょうかね。まだ来てないものと言えば、、、いや、考えないことにしましょう。  (正直、口にするのが怖いです)

景気回復も当分見込めないし、大きな仕事も確実に減ってきているし、2009年は早くもため息が止まらない年になってきました。何とかしなければ。