サンタがもうじきやってくる
今年もクリスマスまで秒読み段階になりましたが、サンタさんは今、どの辺りにいるんでしょうか?
米国とカナダが共同運営する軍事組織 NORAD (北米航空宇宙防衛司令部) は、今年もサンタクロースの行動を注意深く見守っています! (笑)
いえ、嘘じゃありません。クリスマス・イブに追跡を開始して、その模様をこのサイトで中継してくれるんです。ハイテクの時代に相応しい監視体制ですね。
ただ、クリスマス・イブは、北米の時間が基準になります。日本の場合、ちょっと時差があるのはご愛嬌。でもそれなら、日本の子供たちのために自衛隊が給油活動ならぬ「支援活動」をすればいいのに。まったく、日本の軍人さんは気が利かないなぁ。
さて、クリスマスというと思い出す話があります。アン・ルイスさんが実際に子供にしてあげたことを、誰かが何かの雑誌で書いていたと思うのですが、こんな話です。
クリスマスの朝、子供が起きてくると、テーブルの上には飲みかけのコーヒー・カップが3つ置いてありました。お父さんとお母さんの分に、もう1つは誰の分だろう?子供は尋ねます。
「夕べ誰かお客さんが来たの?」
するとお母さんはこう答えました。
「そう、さっきまでサンタクロースさんと、コーヒーを飲みながらお話してたんだよ」
きっと、この子はまだ小さくて、本当にサンタがいると思ったかも知れません。こんなかわいくて素敵な嘘なら、子供から嘘つき呼ばわりされることもないでしょうね。ま、大人になったら、また別の意味でサンタができる (またはサンタになる) ことになるんでしょうけど。ユーミンの「恋人はサンタクロース」みたいに。
では、もう1つクリスマス・ネタを。先日、百式さんのサイトで紹介されていたのですが、プレゼントを何にしたらいいのか、直接サンタさんに聞いてもらえるサービスがあるそうです。その名も「I am Saint Nick!」です。残念ながらこのサンタさんは英語しか話せないのですが (しかも名前は Nick だっていうし / 笑)、プレゼントをあげたい人の電話番号を登録すると、サンタさん (の代理のコンピュータ) がそこに電話をかけて、プレゼントは何がいいか聞いてくれるんです。依頼した人は、そのメッセージを後で聞けば、欲しいプレゼントが分かるという仕組み。
これを考えたのは、この不況でリストラされた二人のサラリーマンだそうです。こんなアイデアマンをリストラするなんて、会社も人を見る目がないですね。人材は頭数だけ揃えればいいのではないということを、企業経営者はどれだけ分かってるんでしょうか。
今年、カナダは全土で大雪に見舞われており、ホワイト・クリスマスになることはほぼ間違いありません。でも年が明けたら、いろいろな意味で、日本もカナダも早く雪解けが来てもらいたいものですね。
ちなみに、昨日の大雪のあと、今日は見事に晴れ上がりました。ほぼ快晴です。まるで山の中にいるような、コロコロ変わる天気です。しかも明日からはまた雪の予報。今度は年末まで、ほぼ毎日のように降る予報です。。。(正確には年明けも雪の予報です orz)
そんな雪の中、今日は銀行まで行ってきたのですが、ちょっと足を伸ばして街中の雪景色を激写してきました (笑)。交差点の、歩道から車道に入るところは、雪がシャーベット状になっていて、油断するとすぐに10センチくらいの深みにはまります。通行人はみんなキャーキャー言いながら泥濘に足をとられたり、転んだりしてました。大したことないと甘い考えのままスニーカーなんかで出てきた人は、靴も靴下もびしょびしょです。めちゃくちゃ冷たかったろうな。
これだけ毎日のように雪が降ると、20センチくらい積もっていても何とも思わなくなりましたが、雪によって普段は見ることのできない景色が広がるのは、やはり新鮮ですね。今日は写真を撮っている人が沢山いました。カナダ人でも、雪景色って珍しいものなんでしょうか。。。
a quickr pickr post