2010年のオリンピックで使う道路は安全?

世界は北京オリンピックへの関心が高まっていますが、こちらではバンクーバーでのオリンピックについても同じように高い関心があります。地元ですから当然ですけどね。

今日はニュースで、バンクーバーとウィスラーを結ぶ Sea To Sky ハイウェイで落石事故があったと報道されました。

落石時にはバスが1台現場を走行してたんですが、奇跡的にすり抜け、運転手も乗客も無事でした。ちょうど真夜中の頃に起きたため、通行量が少なかったことも幸いだったようです。込んでいたら逃げることもままならず、被害は大きくなっていたでしょう。

落ちてきた石は、家とか大型トラック並みのものも多く、リンク先の写真を見ると驚きます。こんなのが落ちてきたら絶対助からないでしょう。それだけにバスが難を免れたのは奇跡としか言いようがありません。乗り合わせた乗客も、生きているのが信じられないと言ってました。



この道、オリンピックの会場となるバンクーバーとウィスラーを結ぶ大動脈なんですが、昔から落石事故が多いんですよ。少なくとも年に数回は落石による通行止めがある程です。もちろん、その対策として様々な工事が進められていますが、とても今からでは完全に安全な道路にできるとは思えません。今までウィスラーに行ったことがない理由の1つは、実はこの道を使いたくないってこともあるんですよ (鉄道やフェリーという手もありますけど、車が便利だし)。

テロや妨害活動なども心配ですが、自然災害はある程度予防できるもの。オリンピックまでにどれだけ対策が進むんでしょうか。北京もそうですが、バンクーバーでのオリンピックでも、事故や事件が起きないといいですね。