ビバ141歳! (カナダ・デー)

晴れた空♪

aozora
めっちゃいい天気でした。


そよぐ風♪

flag
風になびく、BC 州旗とカナダ国旗。


(港 出船の♪・・・ じゃなくて) 強い陽射し。

気温31度
お昼過ぎでこの気温。まだ上がりました。

a quickr pickr post


夏だ! 建国記念日カナダ・デーだ! (そう、今日7月1日はカナダ・デーです)

いやー、国民の休日は仕事なんてするもんじゃないですね。なのに今日もお昼からレギュラーの仕事があってお休みムードの中一人パソコンに向かってました。  (泣)

しかも仕事開始と同時に祝砲が鳴り響き、すぐ近くのステージでは大音量で演奏が始まりました。耳栓つけても、最大ボリュームにした家のスピーカーの目の前にいるような感じ。ステージが本当にすぐ近くにあるもんで、仕方ないですけど。。。でも、

仕事になんないよ! (怒)

まあ、銀行も商店も休みの日に仕事してる方が間違ってるんですけどね。



それよりも、ここ数日は30度を軽く越える日が続いています。ほんの数日前までは最高気温が20度にもならなかった日がずっと続いて「寒い!」とか言っていたのに、この変わりよう。天気がいいのは嬉しいですが、いきなりすぎです。

そんな暑い日々の中、我が家は南向きで蒸し風呂状態になるのですが、コンドミニアムの規定により冷房を設置できません。窓を明けて風を通し、ブラインドやカーテンで直射日光を防ぎ、扇風機で室内の空気を循環させることが精一杯。なるべく薄着で過ごすようにし、水分も多く摂るようにはしていますが、仕事中は何時間も飲まず食わずで作業してしまうこともあり、身体への負担はかなりあります。

そして、たぶんノートパソコンの修理に没頭していたあの日、どうやら熱中症になってしまったみたいです。朝から身体がだるく、頭痛や軽い吐き気などがあり、脱力感でほとんど何もできない日が2日ほど続きました。もう、ノートパソコンの修理どころではありませんよ、まず自分の身体を修理しなくちゃ。

それでも仕事はあるのでふらふらとキーボードを叩いてましたが、それ以外はほとんどぼーっとしてひたすら水分補給してました。



どうやら熱中症で病院に運ばれる人はこちらでも多いようで、今日はお天気チャンネルでも「とにかく水を飲め」と救急隊の人が言ってました。ほんと、ひとつ間違えると命を落としかねないですからね。みず、みず、大事ですよ。



まあそんな状態なので、せっかくのカナダ・デーも家で休養デーになりました。あちこちで無料のジャズ・コンサートやらバーベキューなんかがあるし、グランビル・アイランドなんかに行きたいと思ってたんですけどね。仕事のことを考えると、無茶できません。ま、すごい人込みだろうから、行ったら楽しいだろうけどめちゃめちゃ疲れるだろうし。あ、でも、そう考えること自体、もう歳ってことかなぁ。  (← 思いっきり中年だよ!)



そうそう、それとは全然関係ないのですが、BC 州政府から100ドルチェックが昨日届きました。これ、7月から (つまり今日から) ガソリンに対して二酸化炭素排出税がかかるようになるんですが、それに先駆けて税金の負担を軽くする狙いがあります。まあ、100ドルあげるから、増税には目をつぶってねという感じです。政治的意図も感じられます。

いや、でも実は、そんないい加減なものじゃないですよ、本当は (ついちょっと前までそう思ってたけど)

この100ドルチェックは、正式には Climate Action Dividend と呼ばれるもので、2007年12月31日現在 BC 州に居住していた人すべて (赤ん坊も含む、ただし禁固刑に処せられている人は除外) に対し、二酸化炭素排出税で吸い上げたお金を還元するものです。つまり、二酸化炭素排出税収は州政府の財政とは切り離され、すべて市民に還元するというものです。これにより、二酸化炭素を排出する人には負担がかかり、出さない人にはお金が入ることで、環境負荷について考え、なるべくガソリンを使わないようにしてもらおうという狙いがあるのです。

もちろん、日本と違って国土の広いカナダですから、車がないと生活できない人も少なくありません。公共の交通機関を利用するのも、都市部以外では難しい事情もあります。でも、何らかの形で二酸化炭素排出を減らす仕組みを作らないと、地球温暖化を悪化させるばかりです。現にここ数日の猛暑は、10年前に移住してきた頃にはまったく見られなかった気候です。こうした取り組みの一環として、BC 州は世界 (かな?) に先駆けてこのような仕組みを導入したという訳です。

送られてきたチェックは、一応グリーン目的で使って欲しいと州政府は言っていますが、実は何に使っても構いません。実際我が家では生活費の足しにしますし、日本と同様に値上げラッシュのカナダではそうした使い方をする人が多いでしょう。車が必須の人には気の毒だと思いますが、ほとんど車を使わない生活をしている人間にとっては、ありがたいし、当然という気もします。やはり、使った人が相応の負担をするべきですよね。そんなことを考えたり、あちこちで議論されたりしていると、やはりこの仕組みは一定の「教育的指導」効果があったんじゃないでしょうか。なかなかうまい仕組みを考えたもんです。



それから今日はもう1ついい事がありました。先日、かなり久しぶりに翻訳会社に応募してトライアルを受けたんですが、その合格の返事が届きました。宇宙関係に強い会社さんだそうで、その方面では2社目になりますかね。まあ、仕事が長くもらえるかどうかは別問題ですけど (もう1社の方も、最初の頃何度か仕事もらったっきり音沙汰ないし)

久々にトライアルを受けると、まだ駆け出しだった頃にはできないような表現や、裏事情の読み (翻訳会社がどんなところを見て採点するのか) などが結構できて、そういう部分でも面白いと思いました。リフレッシュも兼ねて、ときどきトライアルを受けるといいかも知れません。



さて、ようやく気温も20度程に下がってきたので、シャワー浴びて汗を流しましょうかね。このくらいにならないと、シャワーの後汗が引かず、熱中症のせいで体温調節がうまくできないので、熱いんだか寒いんだか分からなくなって困るんですよ。早く他の国や自治体でも、Climate Action Dividend みたいな取り組みを進めて、地球温暖化にストップをかけてもらいたいもんです。熱中症にかかる人も少しは減るでしょうから。