バスの待ち時間が分かるサービス

先日、水が濁り始めたと書いたのですが、まだ結構濁ってますね。昨日、一昨日と比べると劇的に改善された感じですが、とても洗濯できるような水じゃありません。トイレには砂がかなり溜まってますし。

ただ、ここ数日間は天気の良い日が続いたおかげで、濁りがなくなるのは時間の問題でしょう。でも安心はできません。来週からまた雨や雪の予報が出ているので、濁り水が繰り返されるかも知れないんです。    (勘弁してくださいよ 泣)



前書きはこのくらいにして、今日は Translink という、バンクーバーおよび周辺地域をカバーする交通機関の話です。Translink は、バス、鉄道 (モノレール)、水上バスを運行していて、1枚のチケットで (90分の制限時間内なら) どれでも乗れるサービスを提供しています。正確には、区域別の料金があるので、指定区域外に行く場合には追加料金がかかりますけどね。

ま、いろいろと問題はあるんですが (数年前には8ヶ月もストしたし)、市民には欠かせない足となっていて、バスも多くがトロリー型なので、環境に優しい今時の交通機関です。

バンクーバーでも最近は交通渋滞がひどくなり、バス専用レーンのないところではバスも渋滞に巻き込まれます。また、トロリーの場合は架線からパンタグラフ (って言うのかな?) が外れることもよくあり、その度に運ちゃんが下りて必死で直してたりします。

まあ、田舎ののんびりした光景に近いのですが、バスを待っている人はたまりません。特に冬の寒い時期は氷点下になることも珍しくないですから、時刻表どおりに来てくれないと恐ろしく寒い思いをすることになります。



そんな市民の不満を感じ取ったのかどうか知りませんが、何年も (もしかして10年以上?) かかって、ようやくバス停で次のバスが来る時間を携帯電話に知らせるサービスが始まりました。    (♪)

ま、日本のように、ちゃんと時間どおりに来てくれれば問題ないんでしょうけど、海外のバスっていうのは、それはそれは時間にルーズなんですよ。それでも1時間に何本も走っているなら、ちょっと待てば次のバスが来るからいいんですが、一部を除いてなかかなそういう路線はないもんで。



で、このサービス、名前はそのまんま『Next Bus』っていうんです。仕組みは、各バス亭に固有の5桁から成る番号がかかれていて、携帯電話でその番号をメッセージに書き、「33333」宛てに送ると、数秒後に次の6台のバス到着予定時刻が書かれたメッセージが届くというものです。

 → Next Bus の説明 (英語です)

一応バス側にも GPS を搭載し、現在位置から到着時間を割り出して教えてくれるというものらしいので、時刻表を調べるよりは正確な時間がわかるでしょう。次のバスがくるまで暖かい喫茶店とかで待っていても、このサービスがあれば乗り遅れたりせずに済みますね。

このサービスはネットからも利用できるので、家を出るときに近くのバス停に来るバスの時間を調べる時にも便利です。なお、バス停の番号は、直接バス停のところまで行かなくても、サイト上で調べることができます。これはいいですね。

 → Next Bus のサイト


なんか、ようやくバンクーバー都会らしいサービスが始まったような気がします。でも、大雨が降ると水道水が濁ってしまう (コップに入れたら向こう側は見えません) ような上水道施設しかないってのは、どうなんでしょう。早くろ過施設を完成させて欲しいものです。   (オリンピックもあるんだし)