再び濁り水

先日、バンクーバーに雪が降ったと書きましたが、その翌日の午前中までかなりの量が降り積もりました。カナダ各地で大雪による被害が出たようで、「雪害」といえる規模だったようです。

しかし、午後になると気温が上がって雨に変わり、雪はあっという間に溶けてしまいました。夜になると気温が下がって道路が氷結するため、車の運転などは控えるようにと当局からお達しが出てましたけど。

ところがこの雨、半端じゃなく降ってます。ダウンタウンなどは大したことないのですが (それでも時折窓に叩きつけるような降り方ですが)、山間部では河川の水かさが増して避難命令が出たところもあります。

大雨だけでなく、その直前に降った大雪が解けて流れ込んでいるため、バンクーバー周辺の上水道をカバーする水源では水が濁り始めました。当局では昨日から、安全な飲み水の確保をしておくようにと注意喚起してます。

 → 当局のお達し (メディア向けの PDF ファイルです)



思えば、去年の今ごろも同じようなことが起きました。自分のブログを検索してみると、去年は11月16日 (ブログは日本の日付けで表示されるので17日になってますが) に水が濁りはじめ、12日間も「飲めない水」が水道から供給されていました。

この時は、ミネラル・ウォーターのボトルが飛ぶように売れて店頭から消えてしまい、大変な思いをして探し回ったものです。今回はその時の教訓を生かして買い置きの水があるため当分は大丈夫ですが、洗濯やシャワーの時は汚れた水を使うしかありません。なので、まだ濁りが少ない今のうちになるべく洗濯を済ませてしまいました。



こうした濁りをなくすために、水源にフィルタリング施設を設置しようという「Seymour-Capilano Filtration」プロジェクトが進められています。完成は、当初2008年と言っていたのですが、お達しを見ると2009年になってますね。なので、それまでは何度かこういう濁り水を経験することがあるでしょう。    (ヤレヤレ)



地価の高騰とか、カナダドル高とか、売春合法化の問題とか、予防接種のハプニングとか、公務員の長期ストとか、何か最近のバンクーバーではロクなことがありません。今年はまだ何かあるのかなぁ。



あ、話は全然違いますが、カウンタが3万を越えてました。2〜3日前に突破したんだと思います。2万を越えたのが今年の9月8日 (日本の9日) なので、3ヶ月弱で1万増えたんですね。2万になるまで1年近くかかったのに。

あまり大したこと書いてないブログですが、毎日平均して100件ほどのアクセスがあります。何をもってアクセスして頂いているのか分かりませんが (笑)、長くてまとまりのない文章を読んでくださっている皆様、どうもありがとうございます。

今後とも、よろしくお願いします。  _(__)_