スタンレー・パークのシー・ウォールが一時開通

昨年12月から通行止めになっていたスタンレー・パークのシー・ウォール (海沿いの遊歩道) が、16日に開通しました。100年に一度という猛烈な嵐で数千本の木々がなぎ倒され、がけ崩れなども伴なって閉鎖されていたシー・ウォールですが、1年近く経ってようやく人が入れるまでになったんですね。

スタンレー・パークは家からすぐ近くなのですが、そんな状態だったので今年は入り口までしか行ってません。シー・ウォールが開通したのでまた行けばいいと思うかも知れませんが、実はこの開通は一時的なもので、この後数週間はまた閉鎖されます。除去作業などはまだ完全には終わっておらず、がけ崩れの危険性もまだかなり高いからのようです。

ま、再度シー・ウォールを優雅に歩けるようになるのは、来年暖かくなってからでしょうね。だいたい、今の時期はもう寒くて歩く気になれませんよ。ジョギングとかする人にはちょうどいいと思いますが。

ちなみにこのシー・ウォールですが、全長8.8キロで、地方自治体が所有する公園としてはカナダ最大のスタンレー・パークを取り囲む形で整備されています。そのスタンレー・パークには、散歩やジョギング、自転車、インライン・スケートなどを楽しむ人が年間250万人も訪れるそうです。    (我が家もその数にちょっとだけ貢献してるんですねー。)



嵐でなぎ倒された木々を修復するために、900億ドル (カナダドル) の予算がつけられているのですが、実際どんなに凄いことになっているのかは、カナダ国営放送 (CBC) が公開しているギャラリーで見ることができます。まあ、工事現場の写真集といった感じですけど。。。

PHOTO GALLERY: Preview of the Stanley Park restoration

来年の春頃には完全に開通して、天気のいい日にのんびり散歩でも楽しめたらと思います。でもこの頃はまた猛烈な嵐が吹き荒れていて、12日の月曜日の強風でも道路が寸断されたり大規模な停電が起きたりしています (一部ではまだ停電が直っていないとか)。修復が終わる前に、同じような嵐が来なければいいんですが。。。