月探査競争が本格化

先日、日本の月探査衛星「かぐや (SELENE)」が打ち上げられ、子衛星2つの放出と本体の月周回軌道投入に成功しました。すごいですね。JAXA のサイトには詳しい説明がたくさん書かれており、読めば読むほどすごいなーと関心させられます。

そして昨日 (もう一昨日?) は、中国の月探査衛星「嫦娥 (じょうが) 1号」も打ち上げに成功しました。かぐやと同様、月の資源探査などを目的としているようです。中国もやりますね。

これに先立ち、アメリカはアポロ計画の後、90年代に打ち上げた無人月探査機「クレメンタイン」と「ルナプロスペクタ」で観測を行い、欧州宇宙機関も「スマート1」を月面に衝突させるなど、各国の月探査計画が次々に行われています。

日本のかぐやと中国の嫦娥は、いったいどんな月の素顔を見せてくれるのでしょうか。



さて、その月ですが、実はかなり謎の多い天体です。その起源はもちろん、内部組成もまだはっきり分かっておらず、磁気が極めて小さいことや、母星の地球の自転速度よりも早い公転軌道を持つ理由など、分からないことがたくさんあります。何とも謎めいた天体ですね。

実は、この月を題材にして、ちょっと (いや、かなり) 好き勝手な物語を書くことにしました。本格的なものではないのですが、一応科学的データに基づいて、あり得ないだろうけどないとは否定しきれないようなストーリーを作ってみようと思い立ったもので。。。(アハハハハハ 汗)

ストーリーは、月は内部が空洞で、異星人によって作られたものだという、月の人工天体説をヒントにしています。この説、内部が空洞だってことを否定する科学者が多いので最近ではまともに取り上げられないのですが、完全に否定するだけの決定的証拠もないんですよね。だから、似非科学ではなく、科学的な根拠を持って論ずることはまだ可能なんです。    (というか、言いがかりを付けてるだけという声も。。。)

かなり思いつきで始めるの企画なので、書くペースも予測できないし、結論も決めてなかったりします (ヲイヲイ)。というのは、かぐやと嫦娥の最新データに合わせて、科学的に「あり得ないとは言い切れない」程度の話を書きたいからです。

それから、プロットも何もない状態でサラサラ書いていくので、細かいところでストーリー性に無理があるかも知れません。まあ、その辺りは適当に読み飛ばしてください。偶には、科学科学と言っている人間がマユツバものを真剣に書いてみるのも、面白いじゃありませんか。



ええと、肝心のストーリーは、ブログではなく Wiki の方に書いていきます (こっそり連載「月底人」  ←名前からしてふざけてて、すみません)。なので、もし気が向いたら、そちらの方を (あまり期待せずに) ご覧ください。多少、月のウンチクなんかも入れていきますので。

あと、何か変だぞ、間違ってるぞってところがあったら、ブログの方でびしばし指摘してください。全力じゃないですが、できるだけ直していきたいと思いますので。