PC の断末魔

先日、ある翻訳会社を切ったという話を書きました。しょーもない会社だったので切ったこと自体はいいんですが、これは決していい話じゃありませんよね。仕事が減った訳だし。

で、何とか気を取り直そうと、普段使っていない PC に Linux を入れていろいろ実験しようと思ってたんですが、さっき電源を入れたら壊れてしまいました。。。

起動して1分後くらいに、何かシュルシュルという音がして、ハードディスクの回転音が不規則になり (まるでレコードがだんだん遅くなってくるような感じで)、そしてとうとうプシューという音がして (本当にこんな音がしたんです) 動かなくなりました。ハードディスクのランプがだんだん弱くなって、まるで Terminator の最後みたいに。ありゃりゃ。

ただし、これはハードディスクの異常じゃないんです。ハードディスクは予備のものもあって、それで付け替えたりしてみたんですが、電源自体が入らなくなってしまったんです。パワー・ボックスの異常ということも考えられますが、たぶん基板の方がやられていると思います。

このマシン、もともと調子が悪かったんですよ。メーカー品ではなくて、地元ショップのオリジナル組み立てマシンなんですが、購入して (ちょうど保証が切れた) 半年後くらいに異常が発生したんです。色数を16色より上げるとフリーズしてしまう。。。正確には、Windows2000では16色まで、Windows98では256色まで使えたんですが、それ以上にすると動かなくなる。そして、そんなひどい色数で使っているのに、画面にシミのような汚れがどんどん出てきて、文字とか読めなくなってしまう。はっきり言って、使い物にならないんです。

ま、ビデオ・カードの異常なんですが、オンボードなんで取り替える訳にいかないし、仮にビデオ・カードだけを増設しても問題が直るか分からない。だって、色数が出ないからフリーズするってこと自体、かなり深刻な異常が起きているはずなんですよ。そんな感じだったので、最近ほとんど使わなかったんです (でも当初は仕事用のメイン・マシンでした)。

とはいえ、LinuxCUI 環境なら大丈夫。特にサーバーにでもしてしまえば、普段は画面を見る必要もないのでビデオ機能なんて大した問題じゃないんです。それで、このマシンを使ってスキャナを共有したり、iTunes サーバーにして MP3 をストリーミングしたりなんて事を考えていた訳です、いろいろ下調べをしてね。

そしてちょっとやる気になってさっき久しぶりに電源入れたら、目の前で急にお亡くなりになってしまったという次第です。嫌がらせでしょうか。

以前、勤めていた会社でシステム管理なんかをしてたこともあって、PC はこれまでに何百台も扱ってきました。でも、目の前で断末魔を見たのは初めてですね。ちょっとめずらしいものを見たという意味ではラッキーとも言えますが、壊れたら使いものにならない訳で、やっぱり困ったもんです。

しょーもない翻訳会社のこととか、他にもうまく行かない事があったりして、ちょっとこの頃ツイてない感じですよ。

さてこの PC どうしよう。粗大ゴミは、捨てるの大変なんですよ。モニターだって捨てられなくて地下の倉庫に押し込んであるし。んー、ばらして部品だけは使えるようにして、あとはちょこちょこ捨てますかね。ちゃんと分別できる状態にして。

でも、せっかくいろいろ調べたのに、みんな無駄になってしまったなぁ。今ある4台の PC (仕事で2台とサーバーとして2台) はすべて使っているし、iMac (Bondiblue G3/233 Rev. B) はパワー不足だし。。。あ、iMacUbuntuApple Macintosh G3 用バージョンを (LiveCD として) 入れてやってみようかな。いや、メモリが足りないから、素の Debian の最小構成でも入れようかな。めちゃくちゃ時間かかりそうだけど。。。む、無理だ。

しゃーない、諦めますかね。PC いじるなってことでしょう。素直に従いますよ (誰に?)。

とほほ。