カナディアン・ロッキーの想い出

何でも残暑見舞いというのは、立秋から処暑の間とされているようです。ってことは、今年はもう残暑見舞いを出す時期はとっくに過ぎてしまったということですね。ありゃー。

何で今更こんなことを書くのかというと、実は6月にカナディアン・ロッキーに行ってきたんですが、その時に暑中見舞いを書こうと思って買っておいた絵葉書が、今ごろ出てきたんですよ。涼しげな氷河の見学ツアーの様子です(アサバスカ氷河には、特製の雪上車で氷河の上に行くことができるんです。絵葉書はその様子を写したものです)

葉書のことは、今まですっかり忘れていました。いろいろ忙しかったし。でもせっかく買ってきたんだし、まだ日本は暑いかも知れないので、別に出してもいいかなって思ったんですよ。それで一応残暑見舞いの時期を調べたって訳です。

ただ、正式なルールというのは、あって無いようなものみたいです。8月中に出せばいいなんて太っ腹なことを書いているサイトもあるし(と言っても、もう8月も終わりですが)。ま、こういうものは気持ちですからね、遅れたからといって、もらって気を悪くするってものでもないでしょう。でも遅すぎるのはやっぱり失礼かな。止めておいた方が無難ですね。バンクーバーは昨日から急に涼しくなったし。それに、絵葉書はそのまま飾っておいてもいいし。

で、ついでにカナディアン・ロッキーで撮った写真をこのブログにちょっと貼ろうかと思って、ざっとアルバムを見てみました。(ロッキーの写真は公開してないので、数枚だけ選んだものですが。)

旅行した6月という季節は、まだまだ夏とは言えないと思っていたのですが、今年は異常に暑かったですね。いや、4月くらいから結構気温が高かった。なので、カナディアン・ロッキーではとても涼しくて雄大な景色を堪能してきました。あれからもう2ヶ月以上も経ってしまったとは。今はまだ、カレンダー上は「夏真っ盛り」の8月なのに、夕べなんて寒くて風邪引きそうでした。日中の気温が下がって、仕事がし易くなったのはいいんですけどね。昨日は最高気温が一気に20度切りましたから。下がりすぎです。。。

で、写真ですが、こんな感じです。絵葉書の写真はプロが撮ったものなので勝手に掲載できないのですが、撮った場所は同じですから雰囲気は伝わると思います(たぶん)。


ガイドさん一押しの、モレイン湖。ちょっと曇ってしまったので色がくすんでいますが、実際は写真よりもずっとエメラルド・グリーンに近い神秘的な色です。カナディアン・ロッキーに行ったら、ここは外せないスポットですよ。


レイク・ルイ-ズの湖畔にある餌台でお食事中のリス。バンクーバーには黒いリスが多いのですが、この辺りではこんな感じのリスが多いですね。リスもあちこちで見かけました。

athabasca_glacier
コロンビア氷河の1つ、アサバスカ氷河の先端部分です。拡大してみると、雪上車が豆粒ほどの大きさに写っています。氷河の大きさが分かりますね。絵葉書の写真も、この氷河を撮ったものですよ(お見せできませんが)。

athabasca_glacier_snowcoach
アサバスカ氷河に連れて行ってくれる雪上車。タイヤの直径は、実は2メートル近くもあります。これでも氷河の中にあると(上の写真のように)豆粒ほどにしか見えないんです。自然ってでっかい!

face_like_scene
ツアーのバスの中から撮影した1枚。まるで人の顔のように見えます。

bear
カナディアン・ロッキーのツアーでは、たくさんの動物を見かけました。熊も2回見かけましたが、これはその1枚。バスの中から望遠で撮ったので、ちょっとブレてしまいました。

mountaingoat
カナディアン・ロッキーのツアーでは、野生のヤギも沢山見かけました。これは道路に群れがたむろして、車が動けなくなっている時に写したものです。

a quickr pickr post

(ここに載せた写真は flickr のサイトで公開していますので、拡大したければそちらを見てください。)

さて、結局残暑見舞いは止めて、アルバムの写真を見てもらうことにしましょう。その方が失礼にならないし。それにしても便利な世の中になったものです。せっかくきれいな景色の写真だし、一服の清涼剤にでもなってくれればと思います。でも、どんどん文化が廃れてしまいますねー。いかんなー。