変な夢

先ほど仕事を終えました。こちらでは午後3時過ぎだったのですが、日本では朝7時頃ですね。締め切りは朝9時。今回は結構ギリギリでした。さすがにクタクタです。夕べも仕事を残したまま寝たせいか、6時間くらいは寝たのですが、何となくリラックスできませんでした。このところそんな日が続いていましたが、これで少し楽になります。もう次の仕事が来てますけど。。。

そんなせいでしょうか。最近よく夢を見ます。かなりリアルなもので、起きたときには詳細に内容を覚えていることも多いです。たまに現実との区別がつかなくなることまであります。やっぱり疲れているんでしょうか?

物の本によると、普通の睡眠をとっている場合は、一晩に夢を3〜4本(回?)見るそうですね。そんなことが書かれていた気がします。ほぼ毎日いくつもの夢を見ているのですが、起きたときにはほとんど覚えてない。じゃあ、何で夢なんて見るのかなぁ。どこかで聞いた話ですが、脳は、起きている間に覚えたことを、寝ている間に整理しているとか。ちゃんとした記憶として情報をインプットするには、寝ることが大事。だから一夜漬けとかしても、結局すぐに忘れてしまう。きちんと寝て脳みそに整理整頓させなくちゃいけないみたいですね。その経過が夢として現れるのかもしれない。いや、最後の方は勝手な想像ですけどね。

でも、変な夢を見ると、本当に自分の脳みそは整理してるんだろうか、遊んでいるんじゃないかって思うこともあります。そう考えているのも、脳みそそのものなんですが。知らない間に脳みそに遊ばれているのかな?だとしたら、それはそれで、脳みそってすごい。

とりあえずそれは置いておくとして、夕べ見た夢は、何か調べ物をしていて、ウンチクが書かれた本を見つけたというものでした。で、どんなウンチクだったかというと、
「エビは川にいる時、流されないように身体をくの字にまげて抵抗を増す。海に出るとまっすぐになる」
といったものでした。ウナギについても何か書いてありました。ウナギはよく覚えてませんが。

え、エビって川で育って海に出るの?鮭みたいに?

朝起きて最初に思ったことは、そんなことでした。めちゃくちゃリアルだったので、寝ぼけた頭の中では夢だったとは気が付かなかったんですよ。だって、そのウンチクを読んだあと、周りにいた人に「ねーねー、エビってさ...」と話しまくっていたり、そのエビの姿を詳細に想像したりしてたので、余計に「本物だ」って意識ができちゃったのかも知れません。

それはいいとして、夢の中にエビが出てくるってのはどんな意味があるんでしょうか?ちょっとググッって見ました。まず「夢占い」というキーワードで。(あ、一応お断りしておきますが、「占い」は信じない方です。ただちょっと気になっただけですから。)

たくさんあるんですね、夢占いのサイトって。で、どれがいいんだか分からないので、変なサイトだと怖いし、知っているような名前のところにしました。まずは「エキサイト:占い>夢占いです。

ここに「夢の辞典」というコーナーがあり、夢に出てきた単語の意味を調べることができるみたいです。さっそく「エビ」と入れてチェック。。。
「キーワードがヒットしませんでした・・」
とあっさり撃沈。同じく「海老」と「えび」を試してみましたが同じでした。
だめじゃん!

エビの夢は、占いすら出てこないような無意味なものなのですか?

仕方がないので他のサイトをいくつか見たのですが、エビがキーワードに出てこない。世の中のエビたちよ、もっと自分をアピールしなくちゃダメだよ!そんなことを思いつつ、それならばと「エビの夢」でググッてみました。すると、ちゃんとあるじゃないですか、エビちゃんの夢について書かれたものが。

で、どんなものかと検索結果の上から順に見ていくと、まず最初は「あなたに突然の不運がやってくる」でした。。。ま、これは誰かのブログの中に書いてあるもので、夢の状況も違うし、気にしないことにしよう。

ということで気を取り直して次を見ると、夢ココロ占いというサイトで「料理されたエビの夢なら祝い事など嬉しい知らせの予感!生きたエビや大きなエビの夢なら、警戒心や鋭い思考・判断力を示します。(以下省略)」とありました。これならまだマシだ。生きていたエビちゃんだったのですが、不幸とか不運とかは書かれてないし。

そして少し期待しつつ次のサイトを見てみると、「エビの夢は、小さな餌で大きな収穫を得ようとする気持ちの表れ」だって。ここはずいぶん細かくキーワードが出ているので、何となく当たりそうな気が。。。ってことは、「楽して儲けよう」っていう、あさましい心の表れじゃないですか! 違いますよ、違いますよ! そんなことありませんって。でもここは面白そうだから、お気に入りに入れてしまいました。

んー、何というか、余計にどーっと疲れがでるような調べ物をしてしまいました。これも夢だったらいいのになぁ。でももしそうだったら、めちゃくちゃ変な夢ですよね。夢の中で夢占いを調べているなんて。劇中劇ならぬ夢中夢ですか?だいたい、何て読むんですか?「むちゅうゆめ」とか言いそうだなぁ。夢に夢中になっている。聞こえはいいけど、脳天気な感じもします。よろしくないな。

そうそう、変な夢といえば、夢を見ながら、「これは夢だ」って自覚している時ってありませんか? めちゃくちゃ時代が違うとか、設定自体があまりに無理なものって、自分でもおかしいなと思いながら夢を見ている。こういう時って、夢の中から自分の意志で出られないもんでしょうかね。

そういう夢の中で、小学校の頃に見た強烈な印象の夢があります。自分が女帝に仕える中年の側近で、ひざまずいて何かお言葉をたまわっているのでした。時は中世、ヨーロッパのドイツかフランスかって感じの、豪華な宮殿の中でのお話です。

自分が王様とかじゃなくて、女帝の側近ってのが中途半端ですね。何か一生懸命お仕えして、苦労してたような感覚がありました。しかも小学生だったのに、いきなり中年のおっさんですよ。ひげとか生やしてたし、疲れてたし。将来のことを予見していたのでしょうか?

あと、豪華絢爛な飾り付けなどがはっきり見えていたのですが、ちゃんと明かりはろうそくでした。めちゃくちゃ細部がリアルでしたねー。もう何十年も前のことなのに、今でもはっきり覚えています。当時は、もしかしたら昔の自分の記憶を思い出しているのかもなんて密かにほくそ笑んだりもしましたね。もしそうなら(いや、絶対ないと思いますけど)、貴族の生まれ変わりって訳ですからね。悪くないなぁ。

それじゃ、ちゃんと調べてみればいいのにって思うかも知れませんが、そしたらエビみたいに変な結果が出る可能性もありますよね。だから調べないことにしてます。いいんです、都合の悪いことは見なければ。だって夢なんだし。「夢みたいだな」って思っていればいいんですよ。気にしない、気にしない。