Bush は子供の命より愛猫の死の方が大事なのか

イスラエルによる攻撃でガザの市民が多数命を落としています。今日は学校のすぐ近くが被弾し、多くの子供も巻き添えになりました。

フランスが独自の停戦仲介を展開していますがうまくいかず、国連安全保障理事会アメリカだけの反対により停戦に向けた合意を形成できず、行き詰っています。

無実の市民、まして何の罪のない子供たちまでが犠牲になっていても、Bush はイスラエルの攻撃を支持し、停戦提案を受け入れようとしない。その一方で、飼っていた猫の死にはいたく哀悼の意を表しているなんて、どういう神経してるんでしょうか。

そういえば、イラク戦争で息子を無くした母親がテレビに招かれ、Bush がその席でメッセージを伝えることになっていたのですが、テレビの撮影が始まるまで、Bush はその母親がいる前でおどけていたと母親が憤る場面が、映画「Fahrenheit 9/11」にありましたね。やはり、Bush はこういう人だったんです。



んー、よく考えると、昨日書いた坂本哲志・総務政務官麻生首相も、人の痛みが分からないという点では一緒ですね。結局、政治家はそういうものなのかな。

政治家にとって一番大切なこと。それは、選挙に勝つことです。そして、美味しい汁を吸って、国民からあらゆるもの − お金、生活、希望、そして命まで − を搾り取り、ぬくぬくと生きていくんですね。



ああ、また政治の愚痴になってしまった。いい加減、こんなことを書かなくて済むような世の中になってもらいたいものです。